当院では保険の効く、白い詰め物で優先的に治療しています
こちらのケースでは「アマルガム」という古い詰め物が虫歯になっていて、治療が必要になりました。
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銀の詰め物の周辺が虫歯になって黒くなっています こちらも こちらも
レジン充填の場合
このケースをレジンで治療するとこのようになります。
※ 治療に要する回数は1回で済みます
※ 費用は700円〜1000円です。(3割負担の方の場合)
※ 全てのケースでレジン充填が行えるわけではありません。
術前
術後
メタルインレー治療の場合
一方、保険の銀歯で治療させていただく場合は、このような形になります。
形を整えて歯を削ります。
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型を取って石膏を流し込むと模型が出来ます。
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模型を元に技工士さんが歯を作ってくれます。
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セットします(写真は銀歯ではなく、金歯の写真です)
※ 削って型を取る日と、出来上がってセットする日の2回ご来院いただく必要があります。
※ 費用は型取りとセットを合わせて約3000円です。(3割負担の方の場合)
まとめ
以上をまとめるとこのようになります。
保険の銀歯治療 レジン充填
・ 割れない。丈夫。 ⇔ 割れるときがあります。
・ 歯と歯の間をきちんとつめることが可能 ⇔ 歯と歯の間をきちんとつめるのは苦手。
フロスは通りづらくなるかもしれません。
・ 治療回数は2回(2日)かかります。 ⇔ 治療回数は1日です。
・ 費用は2日分を合わせて約3000円 ⇔ 1本につき700〜1000円です。
・ レジン治療に比べて削る量が多いです。 ⇔ 銀歯治療に比べて削る量は少ないです。
※ 「歯磨きが足りないと隙間から虫歯が再発します」というのは銀歯治療でもレジン治療でも同じです。
このように銀歯治療にしてもレジン治療にしても長所短所があります。
また、レジンの短所である、「割れることがある」というところを補い、かつ、それでいて「白い」という要素を満たす治療法は
「ハイブリッドインレー」
という治療法になります。
基本的に保険が効きません。(大体、相場で4万円前後でしょうか)
今回は、
「保険内の銀のインレー治療」
と
「保険内のレジン充填治療」
を比較しましたが、もちろんこれ以外にも治療法の選択肢はあります。
今回取り上げた以外の選択肢のご説明についてはまたの機会にさせていただきますね。
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